歯周病治療


1.サイレント・ディジーズ(静かなる病気)~歯周病~


歯周病は30歳以上の日本人の80%が罹患しているとも言われる病状です。それだけ多くの人が罹患する理由のひとつに、歯周病の初期においては「自覚症状がほとんどない」と言うことがあげられます。歯周病の末期はあごの骨が溶けて歯が抜けてしまうというものですが、歯周病を積極的に治療するというよりも、「歯がなくなったら入れ歯にする」という消極的な治療法を選択される方が多いように思います。
  現在日本での歯の喪失理由第1位は歯周病です。30歳代から静かに進行した歯周病が50歳代になって急に牙をむいたように自覚症状を持って現れ、次々に歯を失っていくという状況です。

先ほど述べたように歯周病の初期は自覚症状がほとんどありません。何も症状がないのに歯科クリニックに行こうとはなかなか思わないのが現状でしょう。しかしこれが歯周病の怖いところなのです。「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」と呼ばれる高血圧や肝臓病と同様、歯周病は「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)」と呼ばれ、自覚症状が現れて歯科クリニックに駆け込む頃にはかなり重症になっていることがほとんどなのです。

2.歯周病を克服したい方へ


歯周病の自覚症状である

  • 歯肉からの出血
  • 歯肉の腫れ
  • 歯が揺れる
  • (歯肉が退縮して)歯が長くなったように見える

などに気付いた時点で、残念ながら歯周病は中程度以上に進行しています。こうなると治療期間もかかり、歯肉や歯を支えている骨を元の状態に戻すのは簡単ではなくなってきますが、進行を食い止め、ご自身の歯を抜かずに残す治療は可能です。すぐにでも歯科クリニックを受診され、しかるべき治療を受けられることをお勧めします。

理想を言えば、自覚症状が無くても年に2回は歯科クリニックでのケア(歯石除去などの掃除)を受け、歯周病の予防と早期発見・治療ができればベストです。またこうしたプロのチェックに加え、毎日のセルフメンテナンスも重要です。
  当クリニックでは専門の歯科衛生士と協力して歯周病の予防と治療に積極的に取り組んでいます。歯周病でお悩みの方はぜひ一度ご来院ください。

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