こんな症状ありませんか?ないき歯科クリニックの症例解説こんな症状ありませんか?


  舌痛症  口が臭う :: 口臭症 口臭恐怖症

口臭の原因物質は、口の中にいる細菌が食べ物のかすなどのタンパク質を分解するときに作り出されるものです。舌の表面につく白いこけ状の汚れ(舌苔・ぜったい)は、原因物質の温床となります。

  口臭が気になったらまず、生理的な口臭なのか病的なものなのかを判定することが重要です。起床時などに口臭が強く感じられるのは、睡眠時に唾液の分泌が減るために細菌が増殖するからで、これは生理的口臭です。緊張時口臭・加齢による口臭も生理的口臭ですから、歯みがきやうがい、舌苔の除去で充分取り除くことができます。飲酒やニンニクなどの飲食物による口臭は血中濃度が減少すれば自然に消えてしまいます。口臭症で受診される方の約3分の1はこの生理的口臭です。

  病的な口臭の原因はほとんどが口腔内にあり、代表的なものは歯周病です。この場合口臭そのものは病気ではなく、歯周病のひとつの症状といえます。他には重度のむし歯、口腔粘膜の炎症、不衛生な入れ歯が原因となることもあります。原因となっている病気が治れば、当然口臭も消えていきます。

  口腔内に原因が見あたらない場合は、耳鼻咽喉科疾患、呼吸器疾患、糖尿病などが原因になっていないかを疑います。専門の診療科でご相談いただくことが必要です。

生理的口臭 病気が原因でない 舌苔が主な原因
病的口臭 口腔由来 歯周病・重度のむし歯・不衛生な入れ歯・唾液分泌量の
低下(シェーグレン症候群など)
全身由来 耳鼻咽喉科疾患・呼吸器疾患・内科器疾患など

生理的口臭の場合は、歯科で治療を行うと言うよりもご自身でのケアが中心になります。舌苔を取り除くと口臭はかなり少なくなりますので、専用の清掃用具(タンクリーナー)を用いて舌を傷つけないように優しくみがきます。特に起床時は舌苔が厚くなるので、朝に行うと効果的です。
  病的口臭の場合は原因疾患の治療がまず必要です。

  上記の他に、実際には口臭はないのにもかかわらず、本人があると強く思い込んでいる場合があります。(口臭恐怖症)このような場合、歯科では解決できないので心療内科への受診をお勧めします。