予防歯科

要介護の入口!? 口腔機能低下症とは

皆さんお正月はお餅を召し上がりましたか?
お餅による窒息事故が毎年のように報道されますが、
こうした窒息事故の背景には、
加齢によって口の働きが衰える「口腔機能低下症」
深く関係しています。

■お口の機能は低下する

口腔機能低下症とは、
・食べ物を噛む
・飲み込む
・話す
といったお口の機能が
働きにくくなっている状態を指します。
これは高齢者だけの問題ではなく、
50代ではすでに約半数が、70代では80%以上もの方が
何らかの機能低下を抱えている、
というデータもあります。

■要介護のリスクが高まる!?

さらに問題なのは、
単なる食事の不自由さに留まらず、
要介護状態への入り口となってしまう点です。
機能低下により柔らかい食事に偏ると、
噛む回数が減り
脳への刺激が少なくなります。
また、発音や見た目の変化を気にして人との交流が減ると、
心身の活動量が落ち、結果として要介護リスクが高まります。

■早めに対応すれば健康に戻れる!

一度要介護状態になると元に戻ることは困難ですが、
口腔機能低下症の段階であれば、
適切な対応で症状を改善し、健康な状態に戻ることが可能です。
初期段階では自覚症状が少ないため、
歯科医院での検査(保険適用)を受けることが重要です。
早めの治療で認知症を予防するためにも、
詳しい検査を受けていただくことをおすすめします。

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