鏡を見たときに「舌が白い」と感じたことはありませんか?
特に空気が乾燥する時期は、お口の中もその影響を受けやすくなります。
乾燥によってだ液が減ると、お口の自浄作用が弱まり、
舌の表面に「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる白い汚れがつきやすくなります。
■舌に積もる汚れ、「舌苔」とは?
舌の表面にある細かいヒダの隙間には、
粘膜の垢や剥がれ落ちた細胞がたまっています。
そこに食べかすや細菌、その死骸などが重なり、
苔(こけ)のような層になったものが舌苔です。
■舌苔が引き起こす3つのトラブル
- 口臭: 口臭の原因の約8割は口の中にあり、
その大きな要因が舌苔です。 - 味覚の異常: 舌の表面が覆われることで、味を感知する細胞の働きが妨げられ、
味を感じにくくなることがあります。 - 誤嚥性肺炎: 繁殖した細菌が唾液と共に肺へ入ると、
命に関わる誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあります。
特に高齢の方は注意が必要です。
■舌苔の原因とケアの注意点
たとえば食事をよく噛まずに飲み込む、
他者との会話が少ないなど、
舌の動きが日常的に少なくなったり、
ストレスや口呼吸、口腔乾燥症などで唾液が減少したりすると、
自浄作用が低下して舌苔が付着しやすくなります。
「汚れを落としたい」と無理に歯ブラシで擦るのは禁物です。
舌の表面を傷つけ、かえって症状を悪化させたり、
さらに汚れがつきやすくなったりする恐れがあります。
正しいケア方法と道具をご紹介できますので、気になる方はぜひご相談ください。







