こんな症状ありませんか?ないき歯科クリニックの症例解説こんな症状ありませんか?


  舌痛症  シェーグレン症候群

シェーグレン症候群とは、体外からの異物を排除する免疫機構が、自分の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患で、膠原病の一種です。唾液腺や涙腺の組織が誤って異物と認識されて、免疫細胞の攻撃を受けてしまうため炎症が起こり、涙や唾液の分泌が極端に減ります。

  日本での患者数は10万~30万人とも推定されていて、関節リュウマチなどのほかの膠原病と合併していることも少なくありません。患者の男女比は約1対14と女性に多く、40~60歳頃に多く発症します。

  口腔検査(唾液の分泌量と機能検査、または唾液腺造影)、病理検査、目の検査(涙の分泌量と乾燥性角膜炎の所見)、血液検査のうち2つ以上の検査で異常が認められると、シェーグレン症候群と診断されます。今のところ対処療法が中心で、根本的な治療法はありません。内科で全身を管理し、歯科でドライマウスの治療、眼科でドライアイの治療をするなど、各科の連携が必要になります。