小児・マタニティ歯科

「CO (シーオー)」とは?

学校歯科検診の「CO(シーオー)」って?

お子さんが学校歯科検診などで「CO : むし歯が疑われる歯があります」などのお知らせを受け取られたことはありませんか?
「CO」はQuestionable Caries under Observation の略で、「要観察歯」といわれます。
「CO」は学校歯科検診のその場では診断不可能な歯の白濁や褐色変について、歯科クリニックでの精査をすすめるものです。
ですから必ずしも「CO = 初期むし歯」ではありません。

通常歯科クリニックでの診察では、
①しっかりプラークを除去して
②「エアー」(圧搾空気)を吹き付けて歯の表面を乾燥させて
③場合によってはレントゲンを撮って
④診断します。

しかし学校歯科検診の場ではエアーによる乾燥やレントゲン撮影はできないため、
「要観察歯」として歯科クリニックで診断を受けるよう促しているのです。
決して「様子をみる」ということではありませんので注意が必要です。

診断の結果、初期むし歯の場合はフッ素塗布などで対応します。
歯みがきの仕方を直した方が良い場合はブラッシング指導を行いますので、検診結果は放置せずに受診して下さい。

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